市場課題|SAFの普及は原料の確保と投資負担が課題

SAFは原料の確保が課題
2022年の見通しでは、国内空港のジェット燃料の利用量は2030年時点で約1,400万kLで、その10%にあたる約140万kLの持続可能な航空燃料(SAF)が必要な見込みです。原料には廃食油・森林や農業の残渣(収穫後に残る茎や葉など)・廃棄物・燃料用作物などがあり、確保が主な課題です。このままでは、必要な量のSAFを国内で供給しにくくなる恐れがあります。
SAFは投資負担が大きい
SAFの生産には、多額の投資コストが必要です。原料も生産方法も多様で、航空業界以外の事業者も参入しており、事業者によって生産方法が異なる状況です。このままでは、設備への投資負担が普及の妨げになる恐れがあります。
他にも、原料の確保、投資コストの負担、生産者と利用者の間の調整、といった課題があるといわれています。
- SAFSustainable Aviation Fuelの略で、持続可能な航空燃料を指す。廃食油などのバイオマスや都市ごみを原料とし、従来のジェット燃料と同じく航空機の燃料に使う。


