市場課題|繊細な手作業は、機械に移しにくい

力加減は数値にしにくい
豆腐のように壊れやすい物をつかむとき、人は手に伝わる感覚から力加減を無意識に調整しています。この感覚は言葉にしにくく、数値として扱うのが難しいとされてきました。そのため、細やかな手作業は機械へ置き換えにくく、人の手で行う状態が続きます。
ロボットは触感を扱いにくい
多くのロボットは、物に触れた感覚を力加減の制御に生かしていません。そのため、触感から力加減を決める作業には入り込みにくいのが実情です。農林水産や建設土木、医療・介護、災害時の対応といった現場でも、人が担う作業が残ります。
他にも、触覚技術どうしを比べる基準が定まりにくい点、国産技術を守る難しさ、人手不足が進む現場の自動化、といった課題があるといわれています。
- 力触覚物に触れたときの力の大きさと、硬さや柔らかさといった感触をまとめた感覚を指す。人は手で物をつかむとき、この感覚から力加減を調整する。ロボットで扱うには数値化が必要になる。


