市場課題|移植後の免疫抑制剤は生涯の服薬と副作用が課題

生涯の服薬で生活の質が低下
臓器の移植を受けた患者は、拒絶反応を防ぐために、免疫抑制剤を生涯飲み続ける必要があります。国内の肝臓移植は2018年に年間401例で、肝硬変などで肝機能が低下した患者にとって、唯一の救命手段です。服薬が続くことで、患者の生活の質が下がることも課題になっています。
免疫全体が抑えられ副作用
免疫抑制剤は、拒絶反応だけでなく、免疫機能全体を抑える薬です。そのため、感染症・糖尿病・腎機能障害・発がんといったリスクが高まります。服薬が生涯続く限り、これらのリスクとも長く向き合うことになります。
他にも、生活上の制限、服薬そのものの負担、厳しい自己管理、といった課題があるといわれています。
- 免疫抑制剤移植した臓器への拒絶反応を防ぐために、免疫の働きを抑える薬を指す。拒絶反応を抑える一方で、免疫機能全体も抑えるため、感染症などのリスクが高まる。


