市場課題|健康状態を日常的に測る手段が限られる

採血中心で日常の把握が難しい
体内の状態を示す指標となる分子(バイオマーカー)を調べる検査では、血液を採取する方法が広く使われています。採血には専用の器具と施設が必要で、日常的に繰り返すには負担が大きい検査です。そのため、体調の小さな変化を継続して追いにくく、不調への気づきが遅れる恐れがあります。
機器が大きく現場で測りにくい
唾液や汗といった身近な試料をその場で測るには、測定器の小型化やワイヤレス化が重要とされています。専用の装置を検査室に据えて分析する方式は、家庭や職場で繰り返し測るには難しい方式です。その結果、体調の変化を日常の中で捉える機会が限られます。
他にも、免疫やストレスなど複数の指標を同時に調べる手間、言葉で症状を伝えられないペットや家畜の体調把握の難しさ、繰り返し測っても結果がぶれにくい精度と再現性の確保、といった課題があるといわれています。
- バイオマーカー体内の状態や変化の指標となる分子や物質である。血液、唾液、汗などに含まれ、病気や体調の評価に用いられる。


