市場課題|窓は熱の入口で、発電にも使いにくい

窓から入る熱が冷房負荷を増やす
建物の窓から入る日射は、室内を温め、冷房負荷(冷房が処理すべき熱の量)を増やす要因です。日射に含まれる赤外光は、太陽光のエネルギーの約半分を占めるといわれ、窓を通ると熱として室内にこもります。この熱を窓の段階で抑えられなければ、室温が上がり、冷房の電力消費につながります。
従来の太陽電池は窓に使いにくい
窓ガラスは、一般的な太陽電池を使いにくい場所です。シリコンを使う太陽電池は、可視光を吸収して電気に変えるため、色が濃く光を通しません。その結果、ビルの発電は屋上などに集中し、面積の大きい窓ガラスは発電に生かされていません。
他にも、冷房に使う電力の需要、既存ビルの窓を後から改修する費用、後付けの手間、といった課題があるといわれています。
- 赤外光波長が可視光より長く、人の目には見えない光を指す。太陽光に含まれ、物に当たると熱として感じられるため、熱線とも呼ばれる。


