市場課題|従来の焼結は加熱に時間と電力を要する

加熱と冷却に時間を要する
焼結(粉を加熱して固める工程)は、電気炉で炉内の空間ごと温める方法だと、昇温と冷却に時間がかかります。電気炉などの雰囲気加熱よりも、放電プラズマ焼結のほうが急速に昇温と冷却ができるといわれています。昇温と冷却に要する時間の長さが、従来の焼結の課題です。
炉全体を温めて電力を使う
電気炉などの雰囲気加熱は、炉の内部全体を温める方法です。放電プラズマ焼結の消費電力は、従来法のおよそ1/3〜1/5とされています。常圧焼結やホットプレスといった従来の焼結は、消費電力が大きくなりやすい方法とされます。
他にも、高温・高圧に適した焼結型の準備、直径2〜10インチの大口径の試料の焼結、材料ごとの焼結テストの手間、といった課題があるといわれています。
- 焼結金属やセラミックスなどの粉を、融点より低い温度で加熱し、粒子どうしを結合させて固める方法を指す。固まったものを焼結体と呼び、加熱の仕方で緻密さが変わる。


