例文
例①:アナリスト〜コンサルタント(経験3〜5年)
戦略コンサルティングファーム(社員約300名)にて、製造業・ヘルスケア領域のクライアントを中心に、新規事業立案・市場参入戦略・オペレーション改善プロジェクトを担当。
【業務内容】
・製造業・ヘルスケア領域のクライアントへの戦略立案支援(年3〜4プロジェクト)
・市場調査・競合分析・顧客ヒアリング設計・実施
・PoCの設計・実行支援・結果の構造化
・経営層向け提言資料の作成・プレゼンテーション
・プロジェクト内でのジュニアメンバー2〜3名の業務指導
【実績】
・ヘルスケアクライアントの新規事業立案で、10社の潜在顧客ヒアリングを自ら設計・実施し、当初想定と異なる課題構造を特定。事業モデルの修正を主導し、翌フェーズへの移行判断につなげた
・製造業クライアントのオペレーション改善プロジェクトで、現場ヒアリング20件を実施。改善施策の優先度付けを主導し、導入後のコスト削減効果として年間約8,000万円を試算・提示
・新市場参入プロジェクトで競合が存在しない領域のフィジビリティスタディを担当。市場の成立条件を3軸で整理し、2つのオプションを早期棄却する判断材料を作成
【主な取り組み】
ヘルスケア領域のPoCプロジェクトでは、クライアントが想定していた課題が現場では別の問題に起因していることをヒアリング5件目で特定した。当初の分析フレームを組み直し、課題の再定義をマネージャーに提案して承認を得た上で、残りの調査設計を自ら変更した。最終的に当初想定と異なる事業モデルへの修正を主導し、クライアントの意思決定を動かした経験は、答えが決まっていない環境での動き方として自分の核になっている。
【自己PRでのアピールポイント】
コンサルを通じて製造業・ヘルスケア領域の課題構造を深く理解してきた。DeepTech企業が直面する「顧客自身が課題を言語化できていない」という状況は、コンサルのヒアリング設計・課題構造化のアプローチが最も活きる文脈だと考えている。貴社の○○技術が解決しようとしている社会課題に、コンサル時代に担当した○○領域の課題構造との強い接点を感じており、自分がゼロから実行に関わるフェーズで貢献したいと考え転職を決断した。
例②:マネージャー(経験6〜10年)
総合コンサルティングファーム(社員約2,000名)にて、エネルギー・素材・製造業領域を中心に、新規事業開発・R&D戦略・オープンイノベーション支援のプロジェクトを担当。マネージャーとして年4〜6件のプロジェクトを統括。
【業務内容】
・エネルギー・素材・製造業クライアントへの新規事業開発・R&D戦略支援
・プロジェクトチーム4〜8名のマネジメント・品質管理
・クライアントのCTO・研究開発部長クラスとの折衝・関係構築
・スタートアップとのオープンイノベーション案件の設計・推進(PoC設計・アライアンス交渉含む)
・提案活動(年6〜8件の新規提案、受注率約45%)
【実績】
・素材メーカークライアントのR&D戦略立案プロジェクトで、大学・研究機関との共同研究スキームの設計を主導。6機関とのネットワーク構築を担当し、2件の共同研究契約締結につなげた
・エネルギー企業のオープンイノベーション支援で、スタートアップ15社のスクリーニング・評価を実施。3社とのPoCを設計・推進し、うち1社のアライアンス契約(年額2,000万円規模)につなげた
・製造業クライアントの新規事業立案で、国内外の市場調査・潜在顧客30社へのヒアリングを主導。2年間で事業化の可否判断まで完了させた
【主な取り組み】
オープンイノベーション支援では、クライアントとスタートアップの間に立って両者の期待値を調整する役割を担った。クライアント側は「すぐ使える技術」を求め、スタートアップ側は「長期的な共同開発」を期待するというギャップが常にあった。双方のリアルな状況を把握した上で、PoCの設計を「短期で成果が出る小さな検証」から始める形にスコープを絞り込み、3社全てのPoCを期間内に完了させた。
【自己PRでのアピールポイント】
エネルギー・素材・製造業領域で、研究者・技術者と対話しながら事業化を推進してきた経験がある。スタートアップとのPoC推進・大学・研究機関との共同研究スキーム設計など、DeepTech企業が日常的に直面する課題に近い仕事を担ってきた。次の職場では、コンサルとしての外側の視点ではなく、当事者として技術の社会実装に関わるフェーズで力を発揮したいと考えている。
例③:シニアマネージャー以上(経験10年以上)
戦略コンサルティングファーム(社員約500名)のシニアマネージャーとして、ライフサイエンス・農業・フードテック領域を中心に、事業戦略・M&A・スタートアップ投資判断支援を統括。年間売上約1.5億円を担当。
【業務内容】
・ライフサイエンス・農業・フードテック領域のクライアントへの事業戦略・新規事業支援(年5〜7プロジェクト)
・スタートアップへの投資判断支援(年10〜15社のデューデリジェンス)
・M&Aターゲットスクリーニング・バリュエーション・PMI支援
・クライアントのCEO・CFO・CTO級との折衝・長期関係構築
・チーム10〜15名のマネジメント・採用・育成
【実績】
・フードテック領域のスタートアップ投資判断支援で、3年間で15社のデューデリジェンスを主導。うち7社への投資実行につなげ、現在3社が事業化フェーズに移行
・ライフサイエンスクライアントの事業戦略立案で、国内外の研究機関・スタートアップとのアライアンス候補を20社スクリーニング。2社との提携交渉をクライアントと共に推進し、うち1社との契約締結(年額5,000万円規模)に関与
・農業領域の新規事業立案で、ゲノム編集・スマート農業の2技術領域を対象に事業化可否を評価。技術・市場・規制の3軸を統合した判断フレームを設計し、クライアントの取締役会での意思決定に直接貢献
【主な取り組み】
スタートアップ投資判断支援では、技術評価・市場評価・チーム評価の3軸を組み合わせた独自の評価フレームを構築した。特にDeepTech領域では技術リスクと市場リスクが複合するため、技術の成熟度(TRL)と市場の受容性を分けて評価する必要があると判断し、フレームに組み込んだ。この評価アプローチはチーム内で標準化され、以降のDeepTech案件10件に適用されている。
【自己PRでのアピールポイント】
ライフサイエンス・農業・フードテック領域で、技術の社会実装に近い仕事を10年以上担ってきた。スタートアップの投資判断支援・アライアンス交渉・事業化判断を通じて、DeepTechの難しさと面白さの両方を外側から理解してきた。次のステップとして、当事者として技術の社会実装を担う立場に移りたいと考えている。コンサルで培った課題構造化・仮説検証・経営層との折衝力を、DeepTech企業の代表やCTOと並走しながら使いたい。