例文
例①:SaaS営業経験3〜5年(20代後半〜30代前半)
HR系SaaS企業(社員約200名)のフィールドセールスチーム(8名)にて、中堅〜エンタープライズ企業向けの新規開拓営業を担当。自社SaaSの評価・採用管理ツールを月額30〜200万円規模の契約で提案。
【業務内容】
・月間60〜80件のアウトバウンドアプローチ(架電・メール・LinkedIn)
・Web会議・訪問による初回ヒアリング〜デモ〜提案〜クロージングを一気通貫で担当
・人事担当者〜役員クラスまでマルチステークホルダーへの提案
・PoCフェーズの設計・進行管理
・受注後のオンボーディング支援(カスタマーサクセスとの協働)
【実績】
・四半期達成率:入社2年目以降6四半期連続で120%以上を維持
・担当ARR:1年目0.4億円→3年目1.8億円(4.5倍成長)
・エンタープライズ新規受注(年契1,000万円以上):年間8件(チーム全体の約40%)
・担当顧客のチャーン率:0%(3年間)
【主な取り組み】
エンタープライズ案件で受注できる企業とできない企業の違いを分析したところ、採用部門だけでなく経営企画が課題と認識しているかどうかが受注の決め手になっているという仮説を立てた。初回ヒアリングの設計を機能説明から採用課題を経営課題として可視化するヒアリングに変更したところ、経営層を巻き込んだ商談への転換率が28%から52%に改善し、クロージングまでの平均期間が3.2ヶ月から1.9ヶ月に短縮した。
【自己PRでのアピールポイント】
SaaS営業を通じて顧客の課題を構造的に設定し、意思決定者を動かすスタイルを身につけてきた。DeepTech企業のプロダクトは顧客が課題を言語化できていないケースが多いと理解しており、むしろその文脈こそ自分のアプローチが最も活きると考えている。貴社の○○技術が解決する○○課題の構造を深く理解した上で、まだ市場になっていない顧客層に対してゼロから事業開発に貢献したいと考え転職を決断した。
例②:SaaS営業経験7〜10年(30代前半〜中盤)
製造業・研究機関向けSaaS企業(社員約400名)のエンタープライズ営業チームのシニアセールスとして、大手製造業・研究所向けの設備管理・実験データ管理SaaSを担当。年間契約3,000万〜2億円規模のエンタープライズ案件を5年間担当。
【業務内容】
・大手製造業・国立研究機関・大学向けの新規開拓〜既存深耕を一気通貫で担当
・研究者・設備担当者〜CTO・研究部門長クラスへの提案・折衝
・PoCの設計・技術的な質問への初期対応(エンジニアとの連携)
・アカウントプランの策定・四半期ごとのレビュー
・後輩営業2名のOJT指導・同行支援
【実績】
・担当ARR:入社4年目5,000万円→現在2.4億円(4.8倍成長・5年間)
・大手製造業エンタープライズ案件の受注:5年間で23件(最大案件:年額1.8億円)
・国立研究所・大学向けの新規開拓:5機関(研究機関向け事業の売上ゼロ→年間8,000万円に拡大)
・PoCから本受注への転換率:社内平均34%に対し自身は61%を維持
【主な取り組み】
研究者やエンジニアは機能の優劣より技術的な信頼性を重視して購買を判断するという仮説を立て、初回提案を機能デモではなく顧客の課題の構造化から始めるスタイルに変更した。提案書の冒頭を顧客の実験フローの中でどの工程が非効率化しているかの可視化に充てることで、担当者が自社の課題をきちんと理解されていると感じるきっかけを作った。研究機関向けの新規開拓では調達担当から入るのではなく、まず現場の研究者との関係を作った上で部門長に引き合わせてもらうアプローチを採用し、5機関全てで受注に成功した。
【自己PRでのアピールポイント】
製造業・研究機関という技術リテラシーが高い顧客に7年間向き合い、技術的な対話ができるセールスとして実績を積んできた。DeepTech企業が直面する研究者・技術者との共通言語を持ちながら、外部の顧客に技術の価値を届けるという課題に、自分のアプローチが最も直結すると考えている。次の会社では、まだ存在しない市場に対してゼロからビジネスを構築するフェーズから関わりたいと考えている。
例③:SaaS営業マネージャー経験あり(30代後半)
医療・ヘルスケア向けSaaS企業(社員約300名・シリーズB調達済み)の営業部長として、新規事業ラインの立ち上げと営業チーム8名のマネジメントを担当。医療機関・製薬企業向けの年額1,000万〜5,000万円規模のエンタープライズ契約を統括。
【業務内容】
・営業チーム8名の採用・育成・目標管理・週次進捗レビュー
・医療機関(大学病院・地域基幹病院)向け新規事業ラインの立ち上げ(ゼロ→1フェーズ)
・製薬企業のアライアンス営業・契約交渉(本部長・役員クラス)
・年間営業計画の策定・経営陣への報告
・PMF(プロダクトマーケットフィット)検証のための顧客ヒアリング設計・統括
【実績】
・医療機関向け新規事業ライン:立ち上げから18ヶ月でARR1.2億円を達成(社内初)
・チーム全体のARR:就任時2.8億円→2年後5.6億円(200%成長)
・製薬企業との大型アライアンス締結:2件(年額各3,500万円・4,200万円)
・採用・育成を主導し2年間でチームを4名から8名に拡大、離職ゼロを維持
【主な取り組み】
医療機関向けの新規事業ラインでは、医師や研究者の購買意思決定のプロセスが既存のエンタープライズ営業とは大きく異なることを前提に設計を始めた。機能提案から稟議という一般的な流れが機能しにくいと判断し、現場の医師や研究者が自発的に使い始め、部門全体での採用に広がり、最終的に病院や研究機関全体での契約につながるボトムアップのアプローチを設計した。代表・CTOとの月次の議論の中で仮説検証を繰り返しながら設計を構築し、立ち上げから18ヶ月でARR1.2億円という社内初の実績につながった。
【自己PRでのアピールポイント】
医療・ヘルスケアという規制と技術が複雑に絡み合う市場で、ゼロから新規事業ラインを立ち上げた経験がある。DeepTech企業が直面するまだ市場がない状態からPMFを検証し、最初の顧客を獲得するフェーズは、自分が最も力を発揮できる環境だと考えている。代表やCTOと議論を重ねながら、事業全体のビジネス設計に関与できる役割で貢献したい。