職務経歴書の例文
ここでは、スタートアップ向けに伝わりやすい職務経歴書の例文を紹介します。
例1:大企業営業からスタートアップセールスへ
職務要約
大手IT企業にて法人営業を5年間担当。製造業向けSaaSの新規開拓・既存深耕に従事し、年間売上目標を3年連続で達成。直近では、導入後の活用率が低い中堅顧客群に対し、営業・CS連携によるオンボーディング改善を主導。
業務内容
- 製造業向けSaaSの新規開拓営業
- 既存顧客への活用提案・アップセル提案
- 導入前の業務課題ヒアリング・提案資料作成
- CS部門と連携したオンボーディング改善
- 顧客要望の整理と開発部門へのフィードバック
実績
- 新規開拓で年間売上1.2億円を達成
- 中堅製造業向けの商談化率を18%から31%へ改善
- 既存顧客の継続率を82%から91%へ改善
主な取り組み
導入後3ヶ月以内に活用が進まない顧客で解約率が高いことに着目しました。営業段階で聞いていた導入目的と、実際の利用部門の課題がずれていることを特定し、CSと連携して初回オンボーディングの内容を見直しました。結果として、中堅顧客群の継続率改善につながりました。
自己PRへの記載例
私の強みは、顧客課題を営業段階で深掘りし、受注後の活用・継続まで見据えて提案できる点です。スタートアップでは、営業活動を通じて得た顧客の声をプロダクト改善にもつなげ、事業成長に貢献したいと考えています。
例2:コンサルからBizDevへ
職務要約
総合コンサルティングファームにて、新規事業開発・市場参入戦略・PoC支援を担当。製造業、エネルギー、ヘルスケア領域を中心に、顧客ヒアリング、事業仮説の検証、提携候補先の探索を行う。
業務内容
- 新規事業テーマの市場調査・競合分析
- 潜在顧客へのヒアリング設計・実施
- 事業仮説の検証・修正
- PoC候補企業の選定
- クライアント経営層向けの提案資料作成
実績
- 新規事業テーマ3件の仮説検証を担当
- 潜在顧客20社へのヒアリングを設計・実施
- PoC候補企業5社を選定し、うち2社との実証実験につなげた
主な取り組み
当初は大企業向けを想定していた新規事業テーマについて、顧客ヒアリングを進める中で、導入意思決定の遅さが課題になると判断しました。そこで、より短期間で検証可能な中堅企業向けのユースケースへ仮説を修正し、PoC設計を見直しました。結果として、2社との実証実験につながりました。
自己PRへの記載例
コンサルとして、未確定な事業テーマを顧客課題に落とし込み、検証可能な形に整理する経験を積んできました。スタートアップでは、提案にとどまらず、顧客開拓やPoC推進まで当事者として関わりたいと考えています。
例3:事業会社の管理部門からスタートアップコーポレートへ
職務要約
上場企業の経営企画・管理部門にて、予実管理、取締役会資料作成、採用計画、契約管理を担当。直近では、新規事業部門の管理体制整備に関わり、月次管理・契約フロー・採用計画の整備を推進。
業務内容
- 事業部門の予実管理
- 取締役会・経営会議向け資料作成
- 採用計画・人件費計画の管理
- 契約審査フローの整備
- 新規事業部門の管理体制構築
実績
- 新規事業部門の月次管理フォーマットを整備
- 契約審査フローを見直し、確認期間を平均7営業日から4営業日へ短縮
- 採用計画と人件費計画を連動させ、事業部の予算管理精度を改善
主な取り組み
新規事業部門では、売上計画、採用計画、外注費管理が別々に管理されており、事業責任者が全体像を把握しにくい状態でした。そこで、月次で売上、採用、人件費、外注費を一体で確認できる管理フォーマットを作成しました。結果として、投資判断や採用判断のスピード改善に貢献しました。
自己PRへの記載例
私の強みは、管理業務を単なる事務処理ではなく、事業判断を支える仕組みとして設計できる点です。スタートアップでは、未整備な管理体制を事業フェーズに合わせて整え、経営陣が意思決定しやすい状態をつくりたいと考えています。