バイオ・創薬・医療
6. KAICO|カイコを使ったタンパク質生産企業
公式サイト:https://www.kaicoltd.jp/
KAICO(カイコ)は、九州大学のカイコ研究をもとに、カイコを使って有用なタンパク質を生産する技術を開発するバイオスタートアップです。公式サイトでは、九州大学独自のバキュロウイルスゲノムや、九州大学が保有するカイコ系統を活用する技術であることが説明されています。
ワクチン、診断薬、研究用試薬などでは、高品質なタンパク質を安定して作る技術が重要になります。カイコは古くから絹を生み出す生物として利用されてきましたが、現代のバイオテクノロジーではタンパク質生産のプラットフォームとしても注目されています。
伝統的な生物資源と先端バイオ技術を組み合わせた、九州大学発らしいバイオ産業の事例です。
7. エディットフォース|PPRタンパク質によるゲノム・RNA編集企業
公式サイト:https://www.editforce.co.jp/
エディットフォースは、DNAやRNAを操作する独自技術を開発するバイオベンチャーです。公式サイトの沿革では、九州大学との共同研究や、PPR技術に関する九州大学からの独占ライセンス契約、九州大学伊都キャンパス内の研究拠点開設などが確認できます。
ゲノム編集というとDNAを対象とする技術が知られていますが、同社はRNAを標的とするトランスクリプトーム編集にも取り組んでいます。創薬、農業、バイオ研究などへの応用が見込まれます。
九州大学の基礎研究を、世界的にも新しい編集技術として社会実装しようとする企業です。
8. GAIA BioMedicine|NK様細胞によるがん免疫療法企業
公式サイト:https://gaia-biomed.com/
GAIA BioMedicine(ガイアバイオメディシン)は、NK様細胞を用いた固形がん向けの細胞医薬品を開発する企業です。公式サイトでは、九州大学での研究成果に基づき、九州大学・米満教授による基礎研究を社会実装するために2015年に設立されたことが説明されています。
がん免疫療法は、既存治療では対応が難しい固形がんへの新しいアプローチとして注目されています。細胞医薬品は、研究、製造、品質管理、臨床開発のすべてで高い専門性が求められる領域です。
九州大学の薬学・医学研究を、難治性がんに対する新しい治療法へつなげようとするスタートアップです。
9. フェリクス|眼科領域の創薬企業
公式サイト:https://www.feliqs.co.jp/
フェリクスは、未熟児網膜症などの眼科疾患に対する治療薬を開発する創薬企業です。公式サイトでは、同社がフェロトーシス・酸化脂質をターゲットとした医薬品開発を行う九州大学発スタートアップであることが確認できます。
未熟児網膜症は、視力に大きな影響を与える可能性がある小児疾患です。公式サイトでは、世界初の未熟児網膜症予防薬となる候補薬の臨床試験に取り組んでいることも説明されています。
九州大学の生命科学・薬学研究を、眼科領域の新しい治療薬へつなげる企業として注目できます。