4. 入社前に確認したいこと
合成生物学・バイオものづくりベンチャーへの転職を判断する際は、面接や情報収集の段階で確認すべきことがあります。業界への関心と、実際にその企業へ入社すべきかどうかは別の問題です。
何を作り・誰に売るのか
素材・化学品・食品・エネルギーでは規制環境・顧客・販売サイクルが全く異なります。「バイオで作る」という技術の方向性より「誰が何のために買うのか」のビジネスモデルを入社前に理解することが重要です。
研究段階なのか量産段階なのか
同じ会社でも「研究室スケールでの概念実証が中心」と「量産拠点で商業生産を進めている」では日常業務が全く異なります。現在のフェーズを具体的に確認してください。
収益化の見通しはどうか
「研究受託が主な収益源」「共同開発のマイルストーン収入が中心」「素材販売を目指している」では安定性の質が異なります。現状の収益構造とランウェイ(直近の調達から事業を継続できる期間)を把握しておくことが現実的な判断材料になります。
公的資金への依存度はどの程度か
NEDO・AMEDなどの補助金で研究開発費の大半を賄っている企業では、補助金期間終了後の収益化が課題になることがあります。自前の収益がどの程度あるかを確認してください。
化学・素材・食品大手との連携状況はどうか
大手企業との共同開発契約・購買契約・アライアンスの有無は、事業安定性と技術の外部評価の両面で重要な指標です。
ビジネス職に期待される役割は何か
「事業開発」という肩書きでも「パートナー企業との共同開発管理」「補助金申請・管理」「投資家対応」「営業」では全く異なる仕事になります。入社後最初の6ヶ月で何をやってほしいかを具体的に確認してください。