市場課題|細い血管は画像で追いにくい

細い血管の状態は捉えにくい
皮膚の下を通る細い血管の状態は、体の外から捉えにくいままです。手足のむくみや傷の治りにくさには、太い血管ではなく毛細血管に近い細い血管の流れが関わるといわれています。血管の走行が画像で分からなければ、手術の計画にも治療の効果の確認にも、判断の材料が限られます。
造影剤と被ばくで反復しにくい
広く使われている血管の画像検査は、造影剤の投与やX線の照射を伴うものが中心です。造影剤は腎機能や体質によって使いにくい場合があり、X線を用いる検査では被ばくを伴うため、どちらも短い間隔では繰り返しにくい検査です。経過を何度も追う目的には向かず、治療の前後の変化を確かめにくくなります。
他にも、CTのX線遮蔽やMRIの磁気を遮る設備、検査のたびに生じる患者の身体的な負担、細い血管の画像を診療の判断へつなげる読み解きの難しさ、といった課題があるといわれています。


