市場課題|画像検査の増加と読影の負担

画像検査が増え読影が滞りやすい
撮影される医療画像が増える一方、読影を担う放射線科医の数は限られています。日本は人口あたりのCTとMRIの装置数が世界でも多い水準にあり、装置の普及に放射線科医の増加は追いつきにくいといわれています。医師が限られるほど1件にかけられる時間は短くなり、報告書の作成も遅れがちです。
二重読影は人手が要り広げにくい
二重読影(同じ画像を2人の医師が読む方式)を実施できる施設は限られています。確実な方法ではありますが、読影医を2人分確保する必要があり、人員に余裕のない施設では広げにくい体制です。確認の体制には施設ごとの差が生まれ、検診の精度をどう保つかは業界に共通する課題といわれています。
他にも、当直や休日の読影体制の確保、施設ごとに形式が異なる画像データの受け渡し、読影の結果を電子カルテへ引き継ぐ手間、といった課題があるといわれています。
- 読影CTやX線などで撮影した画像を医師が見て、病変の有無や広がりを判断する行為。放射線科医が中心となって担う。
- 放射線科医画像診断を専門とする医師。CTやMRIなどの画像を読み、病変の有無を判断して報告書を作成する。


