市場課題|発毛・育毛成分の効果と届けにくさ

既存の発毛成分は効果が部分的
発毛・育毛の成分には、米国食品医薬品局(FDA)が承認した、ミノキシジル(発毛の有効成分として知られる成分)などがありますが、効果は部分的にとどまるのが実情です。筑波大学の発表資料によると、ミノキシジルなどは副作用が大きな課題で、女性や子どもへの投与も大きく制限されています。そのため、新しい成分の研究が進められています。
毛包へ届けることが重要
発毛・育毛を促すには、有効成分を毛包まで届けることが重要とされています。毛包は、毛根を包む皮膚組織で、物質が皮膚のより深い層に入る経路の一つです。毛包へは、粒子を小さくすることで送達できるとされています。
他にも、水に溶けないケラチン粉末では効果がほとんど観測されないこと、皮膚のバリア機能が粒子を通りにくくすること、女性や子どもへの投与が制限されること、といった課題があるといわれています。
- 毛包頭皮の内側で毛根を包んでいる皮膚組織である。毛根を生成し、抜けないように支えるなど、毛髪が育つ上で重要な役割を担う。


