医療介護AIのウェルモ、6.8億円を調達(累計55.6億円)─介護現場向け「ミルモ」シリーズを展開
要約
医療介護領域に特化したAI・DXサービスを開発する株式会社ウェルモは、約6.8億円の資金調達を実施し、累計調達額が約55.6億円になったと発表しました。第三者割当増資によるもので、フジタ・イノベーション・キャピタルや東海東京インベストメントが設立したファンドなどが引受先となっています。同社は介護現場向けのAIプラットフォーム「ミルモ」シリーズを展開しており、今回の調達で営業・カスタマーサクセス体制とAI機能の強化を進めます。
発表のポイント
約6.8億円を調達、累計約55.6億円に
今回の調達は第三者割当増資によるもので、累計調達額は約55.6億円となりました。前年同月比で売上が伸長したとしており、全国の介護現場での導入を広げる段階にあると説明しています。
介護現場向けAIプラットフォーム「ミルモ」シリーズ
帳票作成を自動化する「ミルモAI」、音声の要約やハラスメント検知に対応する「ミルモレコーダー」、ケアプラン作成を支援する「ミルモプラン」、事務作業を自動化する「ミルモオートメーション」などを展開。地域資源情報のプラットフォーム「ミルモネット」は約26,100事業所に利用されているとしています。
体制拡充とAI機能強化に投資
調達資金は、営業・カスタマーサクセス人員の拡充、AIによる自動作成精度の向上、学術機関との連携継続、ドメイン人材とAI人材の採用に充てるとしています。
企業概要
株式会社ウェルモ(本社:福岡県福岡市、設立:2013年4月、代表取締役:鹿野佑介、資本金:約4.9億円〈2026年3月時点〉)は、医療介護領域に特化したAI・DXサービスを開発する企業です。介護現場の事務負担軽減やケアの質向上を支援するソフトウェア群「ミルモ」シリーズを提供しています。
FrontJournalからひとこと
介護分野は人材不足と事務負担の重さが慢性的な課題で、現場の業務をどう効率化するかが問われています。帳票やケアプラン作成といった定型業務をAIで支援するアプローチは、現場の実務に直結する領域です。今回の調達は営業・サポート体制の強化が主眼であり、全国の事業所への社会実装をどこまで広げられるかが今後の焦点になります。
