2026.06.19株式会社ElevationSpace

東北大発ElevationSpace、宇宙実験・回収「ELS-R」開発でシリーズB64億円を調達

要約

東北大学発の宇宙スタートアップ、株式会社ElevationSpaceは、シリーズBラウンドで64億円の資金調達を完了し、累計調達額が101億円になったと発表しました。同社は、無人の小型衛星を使って宇宙環境で実験・製造を行い、その成果物を地球に回収する「宇宙環境利用・回収プラットフォーム『ELS-R』」を開発しています。調達資金は、宇宙輸送・利用サービスの開発と運用、欧米市場への展開、初号機「あおば」に続く後継機の開発などに充てられます。

発表のポイント

企業概要

株式会社ElevationSpace(本社:宮城県仙台市、設立:2021年2月、代表取締役CEO:小林稜平)は、東北大学発の宇宙スタートアップです。小型衛星の宇宙環境利用と大気圏再突入・回収の技術を軸に、宇宙環境利用・回収プラットフォーム事業や宇宙からの物資輸送事業などに取り組んでいます。仙台のほか福島・東京にも拠点を持ちます。

FrontJournalからひとこと

宇宙で実験・製造したものを地球に安全に持ち帰る「回収」は、世界的にも難度が高い技術領域です。ISS後の宇宙環境利用を見据えると、無人で高頻度に往復できるプラットフォームの価値は高まります。今回の大型調達は、初号機の先にある後継機開発と欧米展開に向けた一歩であり、再突入・回収技術の実証がどこまで積み上がるかが今後の焦点になります。

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