市場課題|水域インフラの点検に残る、落水と有毒ガスの危険

水域作業は落水の危険を伴う
ダムや橋梁、下水道といった水域インフラの点検・測量は、単純な作業でも落水のリスクを伴います。同社は、水域の現場が危険と人手不足に直面していると位置づけています。インフラの老朽化が進むなか、点検の重要性は増す一方です。
下水道管内は有毒ガスの危険
下水道管の内部は汚水が流れる環境で、硫化水素などの有毒ガスが発生する可能性があります。管径の小さな下水管には人が入れない箇所もあり、管内を調べること自体が容易ではありません。2025年1月に埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故を受け、国土交通省は同年3月、全国の自治体に下水道管路の全国特別重点調査を要請しました。
他にも、沿岸部の治水施設の点検、小口径の下水管の管内調査、高水位や高流速の大口径管での調査、といった課題があるといわれています。
- 硫化水素下水中の有機物が分解される過程で発生する無色の有毒ガスである。腐った卵のようなにおいがあり、高濃度では人の命にかかわる。


