市場課題|がん検査は受けにくさが壁になる

検査を受けにくい
同社は、がんは早期に見つけることが重要としていますが、検査には「痛そう」「病院へ行く時間がとれない」「高そう」といった不安があると、同社は紹介しています。同社は、国立がん研究センターの資料を引き、病期(がんの進み具合)が進むほど5年生存率が下がると紹介し、がんの種類によってはI期とIV期で最大約14倍の差があるとしています。病期による生存率の差が大きいため、気軽に受けられる検査が求められている状態です。
がん由来を選べない
検査の目印にするエクソソームは、がん由来のものを選んで集めることが課題です。エクソソームとは、細胞が分泌する、脂質の膜に包まれた粒のことです。同社は、がん細胞が出すエクソソームに、がん特有の糖鎖があることに着目しています。
他にも、痛みへの不安、通院の時間、費用の負担、といった課題があるといわれています。
- エクソソーム細胞が分泌する、直径30〜150nmの脂質の膜に包まれた粒である。内部にタンパク質や核酸を含み、細胞どうしの情報のやり取りに関わると考えられている。


