ニュース紹介
「次世代放射光源のためのビーム入射用真空チェンバを開発」
理化学研究所放射光科学研究センターの田中均副センター長と、高輝度光科学研究センター(JASRI)加速器部門の田島美典研究員らの共同研究グループは2026年7月14日、次世代放射光施設SPring-8-Ⅱに向けたビーム入射用の真空チェンバ(装置内部を真空に保つ容器)を開発したと発表しました。
開発したのは、ビーム入射用パルス磁石の性能を渦電流によって乱さない高性能の真空チェンバです。プロトタイプを製作して磁場を測定した結果、SPring-8-Ⅱにおいて「利用者にとって透明なトップアップ入射」を実現できる性能を確認しました。次世代の光源では入射の頻度が高く、ビームの断面が大幅に小さくなるため、入射時に蓄積ビームが一時的に振動することが課題となっていました(DOI: 10.1103/vml2-pycy)。
出典:理化学研究所 2026年7月14日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20260714_2/index.html



