2026.09.04 フォーステック 元発表:2026.09.04

フォーステック、AI自動分別ボックスが電池回収の実証に採用

ニュース紹介

AI自動分別リサイクルボックスBin-e」、ローソン高輪ゲートウェイシティ店付近でリチウムイオン電池内蔵製品の回収を開始」

株式会社フォーステックは、同社が日本における正規代理店として展開するAI自動分別リサイクルボックス「Bin-e(ビンイー)」が、KDDIがローソンなどと連携して実施するリチウムイオン電池内蔵製品の回収の取り組みに採用されたと発表しました。Bin-eはポーランドのBine社が開発・製造しています。

設置場所はローソン高輪ゲートウェイシティ店付近のスペースで、期間は2026年9月1日から11月30日までです。回収するのは、使用済みの携帯電話・スマートフォン、モバイルバッテリー、加熱式たばこ・電子たばこです。

Bin-eは、AI画像認識による投入物の自動分別、デジタルサイネージによる回収対象品目や投入方法の案内、ボックス内の蓄積量の遠隔可視化といった機能を備えています。今回は回収用の内箱にTOPPAN製の消火フィルムを貼付するなど、安全性により配慮した対応を行ったとしています。

出典:株式会社フォーステック 2026年9月4日 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000080115.html

FrontJournalの解説

この研究分野について

スマートフォンモバイルバッテリーなど、リチウムイオン電池を使った製品は生活に広く行き渡っています。一方で、不要になった製品が適切に回収されず、ごみ処理の過程で発火する事故が社会課題になっています。

電池にはリチウム、コバルト、ニッケルといった重要な資源も含まれます。安全に集めて資源として回す仕組みづくりが、国の制度としても進められています。

①集める場所が身近になかった

不要になったリチウムイオン電池内蔵製品が適切に回収されず、廃棄物処理の過程で発火事故につながる例が社会課題となっています。

制度の側では、モバイルバッテリーなどを小型家電リサイクル法の再資源化の対象へ加える方針が2026年3月に示されました。集める仕組みを、生活者が立ち寄る場所へどう置くかが課題として残ります。

②AIが投入物を見分けて分別する

Bin-eAI画像認識で投入されたものを自動で分別します。デジタルサイネージが回収対象の品目や入れ方を案内するため、利用者は迷わずに投入できます。

ボックス内の蓄積量は遠隔から確認でき、管理する側は回収に行く時期を判断しやすくなります。今回は回収用の内箱に消火フィルムを貼るなど、電池を集める用途に合わせた対応も加えられました。

編集部からひとこと

技術そのものより、置き場所を確かめる取り組みです。コンビニという身近な接点に置いたときに人が使うのか、という点は、装置の性能とは別に確かめる必要があります。同社は今回の実証で回収モデル有効性を検証し、実施地域の拡大を検討するとしています。

プレスリリース原文を読む ↗

本記事は、FrontJournalが公開情報をもとに独自に分析した第三者コンテンツであり、対象企業・研究機関の公式見解ではありません。

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