ニュース紹介
「日本の林業を支えるヒノキ・スギ・コウヨウザンの染色体レベルのゲノム解読に成功」
かずさDNA研究所(白澤健太室長、青柳優太特任研究員)は、森林総合研究所林木育種センター、九州大学と共同で、ヒノキ、スギ、コウヨウザンのゲノムの解読に成功したと発表しました。発表によると、対象としたゲノムの大きさはヒノキが87億塩基対、スギが96億塩基対、コウヨウザンが134億塩基対で、3種の巨大なゲノムのすべての染色体について高精度な塩基配列の決定に成功したとしています。また、3種の樹木が持つ11本の染色体のうち3本の染色体でDNAの並び順が入れ替わっていることが分かり、3種が進化の過程で分かれてきた背景を理解する手がかりになると説明しています。研究グループは、優れた特徴を持つ木を苗木の段階でDNA情報を手がかりにして選ぶための技術開発の重要な基盤となり、林業における品種改良の効率化に貢献することが期待されるとしています。成果は学術誌 DNA Research に掲載されました(DOI: 10.1093/dnares/dsag010)。
出典:九州大学・かずさDNA研究所 2026年8月10日 プレスリリース
https://www.kyushu-u.ac.jp/f/67084/26_0810_01.pdf



