2026.07.23 Liberaware・ugo(PR TIMES) 元発表:2026.07.22

Liberawareとugo、ドローンとロボットでインフラ点検を省人化(FrontJournal解説)

ニュース紹介

「Liberawareと国産AIロボットの開発を手がけるugoが業務提携に関する覚書を締結」

株式会社Liberawareとugo株式会社は、業務提携に関する覚書を締結した。両社は、ロボット・ドローン・AI・データ活用を組み合わせたインフラDXソリューションの創出に向け、共同での検証・提案・開発を進める。Liberawareは屋内や狭小空間の点検に特化した小型ドローン「IBISシリーズ」と、空間データを統合・可視化する基盤「LAPIS」を持つ。ugoは施設内の巡回・点検・監視などを担うロボット技術を持つ。両社は、社会インフラや大型施設の点検・維持管理業務における省人化・効率化・安全性向上を目指す。

出典:株式会社Liberaware(PR TIMES) {DATE_JA} プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000174.000031759.html

FrontJournalの解説

この研究分野について

橋やトンネル、プラント、ビルといった社会インフラは、経年で劣化するため定期的な点検が欠かせません。しかし日本では、点検を担う技術者の人手不足と高齢化が深刻になっています。人が立ち入りにくい高所や狭い場所、暗所での作業には危険も伴います。

そこで期待されているのが、ドローンやロボットによる点検の自動化・省人化です。空を飛ぶドローンは高所や狭小空間に入り込み、地上を走るロボットは施設内を巡回して継続的にデータを集めます。これらが集めた画像やデータをAIで解析し、劣化や異常を早期に見つける——こうしたインフラDX(デジタル技術による点検・維持管理の高度化)が各地で進んでいます。

①両社の技術と提携の狙い

Liberawareは、屋内・狭小空間に特化した小型ドローン「IBISシリーズ」を強みとし、下水道管の中など人が入りにくい場所の点検を無人化する取り組みを進めてきました。取得したデータを統合・可視化する基盤「LAPIS」も持ちます。一方のugoは、施設内を自律的に巡回して点検や監視を行う国産の業務用ロボットを手がけています。今回の提携は、空のドローンと地上のロボットを組み合わせ、さらにAI・データ活用を重ねることで、点検業務を一気通貫でカバーしようという試みです。

②なぜ注目されるのか

点検の自動化はこれまで、ドローン単体・ロボット単体といった個別の技術として提供されることが多い分野でした。今回のように、飛行と地上走行という異なる強みを持つ企業が組むことで、施設全体を面でカバーできる可能性が広がります。Liberawareは防災・重要インフラ・安全保障向けの国産無人機基盤づくりや、韓国での事業提携など活動を広げており、点検DXの需要が国内外で高まっていることがうかがえます。人手不足という構造的な課題に対し、複数の自動化技術を束ねる動きとして注目されます。

編集部からひとこと

インフラ点検は目立ちにくい分野ですが、私たちの暮らしの安全を根底で支える仕事です。空のドローンと地上のロボットが役割を分担して連携するという発想は、人手不足時代の現実的な解のひとつだと感じます。実際の効果は今後の共同検証で明らかになりますが、国産技術どうしが組んで課題に挑む点にFrontJournalは期待しています。

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本記事は、FrontJournalが公開情報をもとに独自に分析した第三者コンテンツであり、対象企業・研究機関の公式見解ではありません。

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