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「薬剤が結合した受容体の立体構造を迅速かつ高精度に決定する手法を開発」
東京大学大学院総合文化研究科の小島朝翔大学院生、東京大学先端科学技術研究センターの加藤英明教授、川上耕季特任准教授、小林和弘特任助教、奈良先端科学技術大学院大学の小林直也助教らによる研究グループは、Gたんぱく質共役型受容体(GPCR)の高分解能構造を効率的に決定する、汎用的な構造解析パイプラインを開発しました。
本研究では、たんぱく質の立体構造予測技術を活用して有望な実験条件を選定するプログラム「NOAH」と、人工設計たんぱく質「ARK1」を組み合わせました。GPCRは小さく、クライオ電子顕微鏡の画像中で向きや位置を判別しにくいため、従来は高分解能での解析が困難でした。
本パイプラインにより、複数のGPCRについて薬剤が結合した状態の構造を、水分子やイオンを含む結合ポケットの詳細まで高分解能で決定することに成功しています。得られた構造からは、薬剤が受容体のどこに結合し、どのように働きを制御するかを理解する知見が得られました。本研究成果は2026年8月28日付で科学誌『Nature Structural & Molecular Biology』に掲載されました。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年8月28日 プレスリリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260828/index.html



