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「スマートグラスで無意識下に呼吸、心拍数、血圧変動の常時管理に成功」
北海道大学大学院情報科学研究院の竹井邦晴教授、イ・ドフン博士研究員、同大学大学院情報科学院博士後期課程の清宮徳人氏の研究グループは、健康状態の把握に重要な五大バイタルサインのうち「呼吸」「心拍変動」「血圧変動」の3項目を、ほぼ無意識の状態で常時・連続計測できるスマートグラス型のウェアラブルセンサデバイスを開発したと発表しました。研究では超高感度なフレキシブル歪みセンサを新たに開発し、眼鏡の鼻パッドに搭載することで、呼吸に伴って生じる鼻表面の微小な変形を検出し、呼吸情報を抽出したとしています。装着するだけで呼吸数や呼吸の深さを連続計測し、その情報をもとに心拍数および収縮期・拡張期の血圧の変動をモニタリングするシステムを実現したと説明しています。同システムは複雑な機械学習を用いず、呼吸情報と循環器情報の相関関係を利用した重回帰解析で心拍数や血圧変動を推定するため、計算負荷が小さく低消費電力で動作する点が特徴としています。高齢化社会における見守りや独居高齢者の健康管理、医療資源の地域格差の解消、災害現場でのトリアージなどへの貢献が期待されるとしています。成果は2026年8月14日公開のDevice誌にオンライン掲載されました。
出典:北海道大学 2026年8月18日 プレスリリース
https://www.hokudai.ac.jp/news/2026/08/post-2403.html



