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「恐れを克服して報酬へ向かうには?~ドーパミンが嫌悪回避と報酬獲得を制御するメカニズムを解明~」
北海道大学大学院薬学研究院の木村生准教授らの研究グループは、独自の行動課題をマウスに実施し、嫌悪刺激に対する線条体尾側ドーパミンの応答が経験の反復に伴って徐々に減少していくプロセスこそが、脅威への適応(慣れ)を引き起こす決定的な要因であることを明らかにしました。さらに、この線条体尾側ドーパミンの脅威への適応が完了して初めて、報酬を求める行動が促進されることを解明しました。
研究成果は、恐怖を乗り越えて前向きな行動へ転換する際の脳内メカニズムを明らかにするものであり、これまで知られていなかった新たなドーパミンの機能的役割を示す重要な知見であるとされています。論文は国際学術誌『Communications Biology』(2026年7月24日オンライン掲載、DOI:10.1038/s42003-026-10485-5)に掲載されました。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年7月24日 プレスリリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260724/index.html



