ニュース紹介
「自律的に折り畳まれる自己伸縮性単分子膜を開発」
東京大学の飯塚太一氏、長谷川達生教授、山形大学の井上悟研究専任准教授、理化学研究所の眞木さおり研究員、米倉功治グループディレクター(東北大学教授兼任)らの研究グループは、圧縮する力を受けると自ら折り畳まれる構造を持つ新しい界面分子膜を開発したと発表しました。
水面などの界面に薄く広がる分子膜は、従来の分子で作ると圧縮する力を受けたときに構造が壊れてしまう課題がありました。研究グループは、層状に自己秩序化する新たな両親媒性分子を設計し、この分子で作った界面分子膜が、圧縮に対して多層に折り畳まれた構造を自律的に形成することを確かめました。
この分子膜は、膜面内が圧縮されても壊れることなく、折り畳み構造を作ることで機械的な応力に適応します。研究グループは、水界面を安定的に制御する新しい界面活性分子や、応力適応型の人工界面膜としての応用を挙げています。本成果は国際学術誌『Science Advances』に掲載されました。
出典:理化学研究所 2026年9月10日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20260910_1/index.html



