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「光を制御し、イオンを波に乗せる新たな加速原理を実証」
九州大学大学院総合理工学研究院の諫山翔伍助教、量子科学技術研究開発機構(QST)関西光量子科学研究所の福田祐仁上席研究員、大阪大学大学院工学研究科の蔵満康浩教授らの研究グループは、高強度レーザーをフォーム標的に照射し、フォームの密度を利用してレーザー光とともに進むプラズマの波の速さを制御することで、イオンを波に乗せて加速することに成功したと発表しました。実験では、QST関西研の高強度レーザー J-KAREN-P を厚さ100マイクロメートルのスポンジ状フォーム標的に照射し、陽子を最大60MeVまで加速したとしています。レーザー前面に電子が集まって強い電場が形成され、陽子はこの電場に捕まってレーザーとともに進むプラズマの波に乗るように加速されます。研究グループはこの加速機構を「Bow-wake加速」と呼んでいます。今後、この機構を多段式に発展させることで、コンパクトな装置による高エネルギーイオン生成への展開が期待されるとしています。成果は国際科学誌 Communications Physics に2026年8月3日に掲載されました。
出典:九州大学 2026年8月3日 プレスリリース
https://www.kyushu-u.ac.jp/f/67068/26_0803_04.pdf



