2026.08.19
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株式会社TearExo
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元発表:2026.08.19
TearExo、涙で乳がんリスクを評価する実証をハウス食品と実施
ニュース紹介
「神戸大学発スタートアップのTearExo、MUIC Kansai実証事業をハウス食品グループ本社と実施」
株式会社TearExo(兵庫県神戸市灘区、代表取締役CEO:堀川諒)は、一般社団法人関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)の実証事業において、ハウス食品グループ本社株式会社と、採涙キット「Tear Collector」を用いた涙液検査に関する実証事業を実施すると発表しました。この採涙プロセスは、ハウス食品グループ本社が研究開発を進める、たまねぎの催涙成分を応用した採涙キットによるものです。実証では、Tear Collectorに対する被験者の受容性と、涙液検査サービスとの整合性を検証し、乳がんリスク評価を日常に取り入れやすいヘルスケア習慣として提供することを目指すとしています。MUIC Kansaiは、三菱UFJフィナンシャル・グループおよび三菱UFJ銀行が設立した一般社団法人関西イノベーションセンターが運営する会員制のイノベーション創出拠点で、企業・スタートアップ・自治体などの共創や実証実験、新サービスの社会実装を支援しています。TearExoはJST-START事業を経て2022年4月に神戸大学発スタートアップとして設立され、涙液を用いた検査法の社会実装に向けた研究開発を行っています。近畿経済産業局のJ-Startup KANSAIに認定されています。
出典:株式会社TearExo 2026年8月19日 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000126583.html
FrontJournalの解説
この研究分野について
病気の兆候を体液から調べる検査は、血液を採る方法が一般的です。ただし針を使うため、検査を受ける場所と担当者が必要になります。
そこで研究が進んでいるのが、涙や唾液といった、体を傷つけずに採れる体液を使う方法です。採取の負担が小さいため、健康診断の枠を超えて、日常のなかで繰り返し調べる使い方が想定されています。
①涙をどう採るかが課題だった
涙は体を傷つけずに採れる一方、必要な量を安定して集めることが難しいという事情があります。検査に使うには、誰が採っても同じ条件になることが求められます。
今回の実証では、ハウス食品グループ本社が研究開発を進める採涙キット「Tear Collector」を使います。これは、同社が長年続けてきたたまねぎの催涙成分の研究を応用した技術です。
②受容性と整合性を確かめる
実証では、採涙キットに対する被験者の受容性と、涙液検査サービスとの整合性を検証します。技術として成立するかだけでなく、実際に使ってもらえるかを確かめる設計です。
TearExoはJST-START事業を経て2022年4月に神戸大学発スタートアップとして設立され、近畿経済産業局のJ-Startup KANSAIに認定されています。乳がんリスク評価を、日常に取り入れやすいヘルスケア習慣として提供することを目指すとしています。
編集部からひとこと
検査技術は精度だけでは普及しません。採取の手間や心理的な抵抗が残ると、受診の場面が限られるためです。今回、食品会社の催涙成分の研究が採取側の技術として組み合わさっている点が、着眼として珍しい組み方です。実証では受容性を検証項目に置いており、その課題を認識した設計になっています。
本記事は、FrontJournalが公開情報をもとに独自に分析した第三者コンテンツであり、対象企業・研究機関の公式見解ではありません。
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