ニュース紹介
「利き手のスイッチを支える脳内メカニズムを解明~脳半球間のアセチルコリンバランスが利き手のスイッチを制御~」
順天堂大学大学院医学研究科脳回路形態学の岡本和樹非常勤助教と日置寛之教授らの研究グループは、マウスにおいて利き手(利き前肢)を安定的に切り替える行動モデルを確立し、その成立に脳半球間のアセチルコリン活動の一時的な左右差が重要であることを明らかにしました。
非利き手のみを用いる訓練を5日間実施すると、約4分の3のマウスで利き手が安定して切り替わり、その状態は少なくとも2週間維持されました。訓練する前肢と反対側の大脳半球に投射するアセチルコリン神経を選択的に除去・抑制すると、利き手の切り替えが阻害されることが確認されました。研究成果は『Cell Reports』誌オンライン版に2026年7月24日付で公開されました(論文タイトル「Paw switching with lateralized cholinergic modulation」、DOI:10.1016/j.celrep.2026.117734)。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年7月25日 プレスリリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260725/index.html


