2026.09.05 Craif 元発表:2026.09.04

Craif、尿のがんリスク検査キットが常温で郵送できるように

ニュース紹介

「尿がんリスク検査「マイシグナル・ライト」、ポスト投函での検体提出が可能に」

Craif株式会社は、尿がんリスク検査「マイシグナル・ライト」において、常温対応新検査キットにより郵便ポストへの投函での検体提出が可能になったと発表しました。

従来は冷蔵郵送が必要でしたが、公式オンラインストアで購入した分については検体を常温で保管・輸送できるようになりました。受け取りや発送の時間を調整することなく受検できるとしています。

マイシグナル・ライトは、尿中に排泄される代謝物の一つを測定する検査です。がん細胞は通常の細胞と異なる代謝を行うため、その変化を捉えます。全身のさまざまながんに対応しますが、がん種別のリスク判定はできません。同社は、ステージ1という早期の段階からがんリスクを検知できるとしており、がんリスク検査を特別な機会ではなく日常の健康習慣の一部として定着させる方針です。

出典:Craif株式会社 2026年9月4日 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000439.000041883.html

FrontJournalの解説

この研究分野について

がんは早く見つかるほど治療選択肢が広がります。ただ、検診には時間費用がかかり、受けないまま年が過ぎることも少なくありません。

そこで研究が進んでいるのが、尿や血液を少し調べるだけでリスクの高さを推し量る方法です。診断そのものではなく、医療機関で詳しく調べたほうがよい人を絞り込むために使われます。

①冷蔵で送る手間が受検の壁だった

自宅で採った検体を送る検査では、送り方が使いやすさを決めます。マイシグナル・ライトはこれまで冷蔵郵送が必要でした。

冷蔵で送るには、集荷を待つか窓口へ持ち込む必要があります。受け取りと発送の時間を空けておかなければならず、日常の習慣として続けるには手間が残っていました。

②常温キットでポストに入れるだけに

同社は常温対応の新しい検査キットを導入し、郵便ポストへの投函で検体を提出できるようにしました。対象は公式オンラインストアで購入した分です。

検査の中身は変わりません。尿に出てくる代謝物の一つを測り、がん細胞が通常の細胞と異なる代謝を行うことによる変化を捉えます。がん種別のリスク判定はできませんが、ステージ1という早期の段階から検知できるとしています。

編集部からひとこと

測る技術ではなく、運ぶところを変えた発表です。検査そのものが優れていても、冷蔵で送る手間が残っていれば続きません。在宅検査では、受け取りから返送までの流れが受検率左右します。日常習慣にするという同社の狙いに対して、素直な一手といえます。

プレスリリース原文を読む ↗

本記事は、FrontJournalが公開情報をもとに独自に分析した第三者コンテンツであり、対象企業・研究機関の公式見解ではありません。

この企業の方へ

内容に誤り・更新が必要な点があれば、可能な限り速やかに修正します。お気づきの点はお問い合わせまでご連絡ください。

掲載情報の修正・写真の追加・更新はこちら