ニュース紹介
「柔らかく受け流して壊れにくい高分子材料を開発~分子が『動く・切れる・絡み合う』ことで、強い力から材料を守る新設計~」
大阪大学大学院理学研究科高分子科学専攻の山口浩靖教授、浦川理准教授らの研究グループは、力を受けたときに分子が段階的に応答して衝撃を逃がす「高靭性エラストマー」を開発しました。従来型のポリウレタンエラストマーと比べて靭性が約5倍に向上したとしています。材料が力を受けると、まず分子が動いて力を逃がし、より強い力では分子の一部が切れて衝撃を吸収し、切れた後の高分子鎖が絡み合って全体の構造を保つという、3段階のエネルギー散逸を組み合わせた設計です。研究成果は国際学術誌「Nature Communications」に掲載されました。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年7月1日 プレスリリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260701/index.html
