ニュース紹介
「細胞内の「油」が分子の並び方を制御する新原理を発見~脂肪滴が関与する疾患の理解と治療に向けて~」
名古屋大学大学院理学研究科・学際統合物質科学研究機構(IRCCS)およびトランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の大城宗一郎准教授、山口茂弘教授らの研究グループは、中性脂肪の主成分であるトリアシルグリセロール(TAG)の一種「トリオレイン」の中で、分子が自発的に集まってひも状につながる「超分子ポリマー」の形成を精密に制御できることを明らかにしました。トリオレインが分子の自発的な集合の開始や集合体どうしの凝集を抑えるため、種となる集合体から制御して分子を伸ばす「シード重合」が可能になり、異なる発光色の分子を段階的につないだ多層構造の超分子ポリマーを作り分けられたとしています。研究成果は国際学術誌「Nature Communications」に2026年7月6日付で掲載されました。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年7月6日 プレスリリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260706/index.html
