市場課題|植物由来の樹脂原料に求められる条件

食料と競合しない原料が必要
バイオプラスチックの原料では、食料との競合への配慮が課題の一つです。環境省のバイオプラスチック導入ロードマップ(2021年1月)は、国内バイオマスの原料利用を広げる際、食料競合等に配慮する方針を示しています。同ロードマップは、より持続可能性が高いバイオプラスチックへの転換を目指しています。
石油由来の樹脂の置き換えが課題
石油由来の樹脂からの転換は、国の戦略に位置づけられています。プラスチック資源循環戦略(2019年5月策定)は、2030年までにバイオマスプラスチックを約200万トン導入するマイルストーンを掲げています。ロードマップの目的は、この戦略の実現に向けた転換です。
他にも、供給の拡大、コストの最適化、使用後のリサイクルや堆肥化との調和、温室効果ガスや生物多様性への配慮、といった課題があるといわれています。
- 非可食バイオマス食用にならない植物資源の総称である。食料と競合しにくい資源として扱われ、糖に分解して樹脂の原料に利用する取り組みがある。


