ピムトが累計1億円を調達、AIとロボットを融合した移動型無人販売ロボ「PIMT-0」を展開
要約
AIとロボティクスを融合した移動型無人販売ロボット「PIMT-0」を手がけるピムト株式会社は、株式会社ANOBAKAをリード投資家とする資金調達を実施したと発表しました。最新ラウンドはJ-KISS型新株予約権による5,000万円で、日本政策金融公庫からの融資などとあわせ、創業から約5ヶ月で累計調達額は1億円になったとしています。PIMT-0は、人が集まる場所へ売り場そのものを移動させて商品を販売するロボットで、成田国際空港での運用実績をもとに、他の空港や商業施設などへの展開を進めます。
発表のポイント
ANOBAKAをリード投資家に、創業約5ヶ月で累計1億円を調達
今回の資金調達は、株式会社ANOBAKAがリード投資家、株式会社マッシュアップがフォロー投資家として参加しました。最新ラウンドはJ-KISS型新株予約権による5,000万円で、日本政策金融公庫からの融資を含め、創業から約5ヶ月で累計調達額は1億円になったとしています。
売り場ごと動く、AI×ロボの移動型無人販売ロボット「PIMT-0」
主力製品の「PIMT-0」は、AIとロボティクスを組み合わせた移動型の無人販売ロボットです。固定の店舗を構えるのではなく、人が集まる場所へ売り場そのものを移動させて商品を売るという発想が特徴です。販売・販促・管理を一元化するアプリも自社で開発しています。
成田空港での実績をもとに商業・レジャー施設へ横展開
成田国際空港での運用では、1台(設置面積1平方メートル以下)で1週間あたり500個以上のぬいぐるみグッズを販売した実績があるとしています。同社はこの成功モデルを、他の空港や商業施設、レジャー施設などへ横展開する方針です。調達資金は、フィジカルAI領域を含む運用アプリケーションの開発などに充てるとしています。
企業の概要
ピムト株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:改發壮)は、AIとロボティクスを融合した移動型無人販売ロボット「PIMT-0」の開発・運用を手がけるスタートアップです。今回の調達では、ANOBAKAがリード投資家、マッシュアップがフォロー投資家として参加しています。
FrontJournalからひとこと
無人販売というと固定の棚やロッカー型を思い浮かべますが、PIMT-0は売り場そのものが人のいる場所へ動く点が新しい発想です。空港のように人の流れが時間帯で変わる場所では、商品を待つのではなく商品側が近づくことが販売効率につながります。成田空港での具体的な販売個数が示されている点は、実運用に踏み込んだ取り組みとして注目されます。今後は、混雑した場所での安全な移動や、空港以外の環境での再現性が課題になりそうです。フィジカルAI(現実世界で動くAI)を活用した運用アプリの開発が、横展開の鍵になると見られます。
