空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」が累計300フライトを事故なく達成
要約
株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市)は、開発中の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」が、2024年11月の初飛行から約1年半で累計300フライトを事故なく実施したと発表しました。このうち実環境での飛行は48回に及びます。2025年には大阪・関西万博や大阪港のバーティポートで、2026年には東京都内でデモフライトを実施し、定時運航を想定した運航データを蓄積してきました。現在は型式証明の取得に向けた認証試験用データの収集を進めています。
発表のポイント
初飛行から約1年半で累計300フライトを事故なく実施
機体はマルチローター型の「SKYDRIVE(SD-05型)」です。2024年11月の初飛行から約1年半で累計300フライトに到達し、いずれも事故なく実施したとしています。このうち実環境での飛行は48回で、試験飛行にとどまらず実際の運用環境での飛行実績を積み上げている段階です。
万博・大阪港・東京都内でデモ飛行、運航データを蓄積
2025年には大阪・関西万博や大阪港のバーティポートで、2026年には東京都内でデモフライトを実施しました。定時運航を想定した運航データを蓄積し、実環境での飛行を通じて運用面の知見を集めています。
型式証明の取得に向けた認証試験用データを収集中
機体を商用運航するには、国の安全基準に適合していることを示す型式証明の取得が必要です。SkyDriveは、この型式証明の取得に向けて認証試験用のデータ収集を進めており、飛行実績の積み重ねを認証プロセスにつなげる段階にあります。
企業概要
株式会社SkyDriveは愛知県豊田市に本社を置き、空飛ぶクルマ(電動垂直離着陸機)と物流ドローンの開発に取り組む企業です。SKYDRIVE(SD-05型)はマルチローター型の機体で、都市部や地域での近距離移動手段としての活用を想定しています。
FrontJournalからひとこと
空飛ぶクルマの実用化では、機体を飛ばせるかどうかだけでなく、国の型式証明を取得できる水準の安全性を、データで示せるかどうかが焦点になります。累計300フライト・実環境48回という実績は、その認証プロセスに向けた飛行データの蓄積という点で意味を持ちます。今後は、型式証明の審査状況や、定時運航を想定した運用データがどこまで積み上がるかが、商用化時期を見極める材料になりそうです。
