ナノテクの研究成果を事業化につなぐ展示会
nano techは、ナノテクノロジーを研究開発の共通基盤技術と位置づけ、未来技術の社会実装を探る展示会です。公式サイトは、材料や次世代デバイスを集めて研究開発の事業化と共創を実現する場と説明しています。
今回は第26回にあたり、テーマは「イノベーションで未来のビジネスを拓く」です。前回の第25回は2026年1月28日〜30日に開かれており、次の回が同じ年の12月に開かれる日程になっています。
主催はnano tech実行委員会で、事務局は株式会社JTBコミュニケーションデザインが務めます。後援には内閣府・経済産業省・文部科学省のほか、物質・材料研究機構(NIMS)や産業技術総合研究所(産総研)などが予定として並んでいます。
熱対策とスタートアップ・大学の特別展示が設けられる
主催者の特別展示として、熱の課題を扱う集中展示と、スタートアップ・大学研究室の展示区画が案内されています。公式サイトによると、来場者の検索キーワードでは「熱電・断熱・放熱・熱伝導」が2年連続で1位でした。
会期中は特別シンポジウムやセミナーも開かれます。会場では、関連する展示会が同時に開催されます。
- マテリアルゾーン集中展示「熱を制し、未来を動かす 熱ソリューションエリア」
- スタートアップ・大学研究室パビリオン
- 分散プロセスソリューション'26(主催者と日本ディスパージョンセンターの合同企画)
- 特別シンポジウム・メインシアター・シーズ&ニーズセミナー(技術の種と企業の需要を結ぶ講演)
- 同時開催展の例:新機能性材料展、コンバーテック(CONVERTECH)、SURTECH、MEMS SENSING & NETWORK SYSTEM、TCT JAPAN、ENEX
素材・デバイスの共同開発先を探す人に向く
新しい材料や分析技術を探す企業の研究開発・事業開発担当者に向いた展示会です。公式サイトによると、来場者の17%が半導体・精密・エレクトロニクス分野の所属です。
大学発ベンチャーや研究者にとっては、技術の用途先となる企業と直接話せる場になります。スタートアップ・大学研究室パビリオンのように、研究段階の技術を出す区画も用意されています。
規模の目安として、前回(2026年1月開催)の最終参加者数はオンライン参加を含めて52,844名でした。このうち東京ビッグサイトへの来場者は3日間合計で45,202名です。今回の展示規模と参加者数は、日本語の開催概要では「後日発表」となっています。
来場前にWebで事前登録を済ませる
入場は無料ですが、事前来場登録制です。公式サイト上部の「来場登録はこちら」から手続きします。
出展者検索やビジネスマッチング(出展者と面談を予約できる仕組み)も公式サイトから使えます。会期は3日間とも10時〜17時なので、見たい講演の時間を先に確認し、回る順番を決めておくと効率よく回れます。