市場課題|カキ養殖に残る、高水温と餌不足

高水温でカキが大量に死ぬ
養殖カキは、高水温を背景に、大量に死ぬ年があります。水産庁が2025年のカキの大量死について各県から聞き取った調査では、高水温が共通の要因とされました。平時は一般に3〜5割のへい死が、瀬戸内海の各県では多いところで7〜9割に達しました。この状況が続くと、出荷できるカキが減り、供給の安定が難しくなります。
餌不足でカキの身が痩せる
国内のカキ養殖場では、近海の清浄化などに伴って、カキの身は小ぶりになっていることが課題です。水産庁も、大量死の推定要因の一つに餌不足を挙げています。
他にも、貧酸素、高塩分、餌不足、といった課題があるといわれています。
- へい死養殖や飼育の途中で、魚介類が病気や環境の変化などにより死ぬことである。カキの養殖では、高水温などの環境変化によって、大量のへい死が起きることがある。


