市場課題|犬の遺伝性疾患は、気づいた時には進む

症状が出てから気づく
犬の遺伝性疾患には、症状が出てから気づいても、進行が早いものがあります。例えば柴犬の緑内障は、痛みを伴う緊急疾患で、1〜2週間放置すると視覚を失うといわれています。見た目では発症リスクが分からないため、飼い主は事前に備えにくい状況です。
遺伝子の変異が次世代へ残る
遺伝性疾患は、原因となる変異遺伝子を持つ犬が、気づかれないまま繁殖に使われると、次の世代へ受け継がれます。犬の遅発性運動失調症は、2〜3歳から認知機能障害、3〜4歳から運動失調が現れ、通常5〜7歳で亡くなるといわれています。発症の前に遺伝子の状態を知る手段が、求められてきました。
他にも、犬種ごとに異なる遺伝性疾患のリスク、猫にも見られる遺伝性疾患、疾患ごとに異なる発症の時期、といった課題があるといわれています。
- 遺伝性疾患親から子へ受け継がれる遺伝子の変異によって起こる病気を指す。発症前に変異を調べられる検査があり、治療や生活環境の見直しに生かせる。


