ニュース紹介
「水平リサイクル可能なゴムの丈夫さの秘密を解明~リサイクル後も高性能を維持する高分子材料設計へ知見提供~」
名古屋大学大学院理学研究科の内橋貴之教授、岡山大学学術研究院の鈴木大介教授、弘前大学大学院理工学研究科の呉羽拓真助教らの研究グループは、水平リサイクルが可能で、天然ゴムに匹敵する高い壊れにくさ(破壊エネルギー50MJ(メガジュール)/m³程度)を持つゴムについて、その丈夫さを生み出す仕組みを解明したと発表した。一軸伸長機構付きAFMと小角X線散乱(SAXS)を組み合わせ、ゴムを最大8倍まで伸ばした際の微粒子の変形を直接観察した。微粒子内部の架橋が少ないと粒子全体が滑らかに変形し、多いと粒子表面に損傷が生じることを示し、この違いが、架橋量の増加にともなう「硬くなるが伸びにくくなる」というトレードオフに対応することを明らかにした。
出典:名古屋大学・岡山大学・弘前大学・科学技術振興機構(JST) 2026年10月14日 プレスリリース(掲載誌:ACS Applied Materials & Interfaces/DOI: 10.1021/acsami.6c13253)
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20261014/index.html



