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「ゲノムの「壊れやすい場所」を一網打尽に」
理化学研究所生命機能科学研究センターの平谷伊智朗チームディレクター(神戸大学大学院医学系研究科客員教授)とジョティヴァナン・エルマライ研修生(神戸大学大学院医学研究科博士課程)の研究チームは、独自に開発した1細胞全ゲノムDNA複製解析法「scRepli-seq」を用いて、哺乳類ゲノムの壊れやすい領域を網羅的に解析したと発表しました。
従来の解析法は、多くの細胞で繰り返し起きる染色体切断は捉えやすい一方、一部の細胞でしか起きない低頻度の切断を捉えることは困難でした。研究チームはヒトのがん細胞に複製ストレスを与え、1細胞ごとのDNAコピー数の変化から切断部位を割り出しました。
検出した切断の約半数は既知の染色体脆弱部位(CFS)に当たり、残りは従来法で捉えられていなかった部位でした。研究チームは、CFSとの重なりの有無とDNA複製のタイミングから切断部位を五つのクラスに分類し、クラスごとに切断の生じ方が異なることを示しました。本成果は『Nature Communications』オンライン版に9月23日付で掲載されます。
出典:理化学研究所 2026年9月23日 プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2026/20260923_1/index.html



