ニュース紹介
「微小液滴を利用したDNA修飾金ナノ粒子結晶の均一生成に成功」
九州大学大学院工学研究院の鳥取直友助教、佐久間臣耶准教授、山西陽子教授、名古屋大学未来材料・システム研究所の田川美穂教授らの研究グループは、熱制御型液滴マイクロ流体システムを構築し、DNA修飾金ナノ粒子を均一な微小液滴内で結晶化させることで、結晶サイズのばらつきを大幅に低減することに成功したと発表しました。本手法では、高温条件下のマイクロ流路内で均一サイズの液滴を生成した後、超低速で冷却することで結晶化を制御します。高温状態(65℃)から35℃まで毎分0.01℃の速度で冷却したとしています。液滴サイズによる結晶化への影響を評価した結果、液滴サイズが小さくなるほど単一結晶体が形成されやすくなることが明らかになり、特に液滴径23μm以下の条件では主に単一結晶体が形成されることを確認したとしています。さらに、従来のバッチ法と比較して結晶サイズのばらつきを約9分の1に低減したと報告しています。成果は2026年8月10日に国際学術誌 Small に掲載されました。
出典:九州大学 2026年8月10日 プレスリリース
https://www.kyushu-u.ac.jp/f/67085/26_0810_02.pdf



