市場課題|山間部では、位置を伝える手段と電源が限られる

山奥は通信手段が届きにくい
山奥など通信手段がない地域では、GPS(人工衛星の電波で位置を測る仕組み)で測った位置を届ける手段がなく、人や物の位置情報を取得しにくい状況です。登山客の安全見守りや、罠や柵といった獣害対策機器の監視は、こうした場所で必要とされています。位置を把握できなければ、登山者の異変や機器の状態を、離れた場所から確かめにくくなります。
電源と維持管理が負担
電源の確保が難しい山地では、設置した機器を長く動かし続けること自体が負担です。用水路の水門、消火器、街灯など、設置箇所が非常に多いインフラでは、状態を監視する対象も多くなります。山奥で位置情報を取得し続けるには、維持管理のコストを抑えることも課題になります。
他にも、山間部での罠や柵の状態の確認、電源を確保しにくい工事現場での機材や進捗の管理、設置箇所の多いインフラの状態の監視、といった課題があるといわれています。
- GPS人工衛星から届く電波をもとに、受信機の緯度と経度を求める測位の仕組みを指す。位置は機器の側で分かるが、その情報を離れた場所へ伝えるには、別に通信手段が要る。


