市場課題|食生活の油の偏りは把握しにくい

魚介類の消費量は減少傾向
食用魚介類の1人1年当たりの消費量(純食料ベース、食べられる部分だけの量)は、2001年度の40.2kgをピークに減り、2023年度は21.4kg(概算値)とされています。2011年度には、魚介類の消費量が肉類を下回りました。魚介類は、オメガ3脂肪酸の摂取源の一つであるため、消費量の減少は油の摂り方の変化につながります。
油を摂る習慣が定着しない
必要な油を積極的に摂る習慣は一般に定着していないとされています。EPA・DHA(オメガ3脂肪酸の代表的な成分)を含むサプリメントの普及で、「あぶら」の重要性は知られるようになりました。ただ、摂取の効果は実感しにくいとされています。
他にも、魚食離れによる肉食中心への移行、オメガ6脂肪酸(加工食品やサラダ油に多い脂肪酸)の摂取、オメガ3脂肪酸とのバランスの崩れ、といった課題があるといわれています。
- オメガ3脂肪酸魚介類やえごま油に多く含まれる脂肪酸のグループである。EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が代表的な成分である。


