市場課題|CO2回収は大型設備の中にとどまる

CO2回収は大型設備が中心
DAC(大気中のCO2を直接回収する技術)は、専用の設備で大量の空気を処理し、CO2を分離して回収する方式が一般的です。回収の場は、設備を置ける大規模な施設が中心です。そのため、暮らしの中で回収に関われる場面は限られます。
混ぜる素材は加工条件に縛られる
回収材をプラスチック製品に取り入れるには、成形の工程で樹脂へ混ぜられることが条件になります。樹脂は種類ごとに加工する温度が決まっており、混ぜる材料がその温度に耐えられなければ使えません。添加した材料が、成形後の製品の中で機能を保てるかも、確かめる必要があります。
他にも、製品の強度や外観への影響、回収したCO2の扱い、量産時のコスト、といった課題があるといわれています。
- DACDirect Air Captureの略で、大気中のCO2を直接回収する技術を指す。ファンで空気を取り込み、吸着材などでCO2を分離して回収する。


