市場課題|皮膚から届けられる薬剤の量と速さに限りがある

角層が薬の通過を妨げる
皮膚から薬剤を届ける経皮投与では、皮膚の最も外側にある角層が、外からの異物を防ぐ壁として働きます。塗り薬や貼り薬の成分は、この層を通り抜けにくい性質があります。そのため、通過できる成分の種類は限られるといわれる状況です。
従来の針は量と速さが限定的
皮膚に刺して使う従来のマイクロニードルには、針に薬剤を塗る型や、針が溶けて薬剤を放つ型があり、届けられる量と速さに限りがあります。針に載せられる薬剤の量には上限があるためです。その結果、多くの量を短時間で届ける用途には、対応しにくくなります。
他にも、脆弱な薬剤を針に塗ることや内包すること、安定した状態で保存することが難しい場合がある、といった課題があるといわれています。
- 経皮投与皮膚を通して薬剤を体内へ届ける投与方法である。飲み薬と違って消化管を通らない。一方で、皮膚の角層が壁となり、通過できる成分は限られる。






