市場課題|エコーのプローブは長時間撮影と量産が難しい

手で当てるため長時間撮影は困難
エコー(超音波診断装置)の検査では、プローブを手で持って体に押し当てる必要があり、長時間の撮影が困難です。エコーは、がん検診や血流の計測、胎児の成長の確認など幅広い場面で使われています。一方で市販のプローブは大きく重く硬く、部位によっては痛みや不快感を伴うため、体の変化を長い時間追いかける用途には不向きです。
製造が一部手作業で量産しにくい
市販のプローブは一部の工程を人の手で組み立てており、大量生産が難しい部品です。エコー装置の部品のうち、特別な製造工程を要するのはプローブだけといわれています。プローブが壊れると装置全体が使えなくなり、発展途上国では、故障した装置が使われないまま置かれる例もあるといわれています。
他にも、体重や腹囲の測定だけでは把握しにくい内臓脂肪、介護の現場での排便ケア、といった課題があるといわれています。
- プローブ超音波診断装置のうち、体に当てて超音波を送り、体内で跳ね返った音を受け取る部品である。受け取った信号から断層画像がつくられるため、検査の画質と使い勝手を大きく左右する。


