市場課題|運搬作業の負担と自律化の壁

運搬の人手が足りず負担が増える
現場の運搬は、人手不足と高齢化のなかで、負担の重い作業です。こうした背景から、モバイルロボット(自動で移動して荷物を運ぶロボット)の導入が広がっているといわれています。台車を人が押して運ぶ方法は、距離が長いほど負担が増えます。
完全自律型は導入先を選ぶ
センサーで周囲を認識して自分で経路を判断する完全自律型のロボットは、導入できる現場が限られます。屋内用か屋外用のどちらかに偏った機種があり、屋内から屋外へ荷物を運ぶ場面には合いにくいとされます。用途を1つに絞ったロボットは、現場ごとに変わる運用に合わせにくいことも課題です。
他にも、重い荷物を運ぶ作業者の身体的な負担や、広い敷地で歩いて運ぶ距離と時間の増加、運搬に取られる人手の確保といった課題があるといわれています。
- モバイルロボット自分で移動する機能を備え、荷物の運搬や巡回などを担うロボットの総称である。工場や倉庫、建設現場などで人手の代わりに働く。


