市場課題|断水や停電で水洗トイレが使えなくなる

断水や停電で水洗が止まる
水洗トイレは、電気、水道、下水道のどれか1つが止まると使えなくなることが多い設備です。内閣府の指針は、災害の直後は下水処理場の被害が確認されるまで、水が出る場合でも水洗トイレの使用を禁止し、災害用トイレを使うよう示しています。その間は、使えるのは災害用トイレに限られます。
仮設トイレの確保に時間を要する
仮設トイレは、災害の発生から設置までに時間を要することがあります。阪神・淡路大震災では、災害用トイレの設置が早いところでも3日目以降で、11日目の事例もありました。新潟県中越地震では、トイレの不安から水分を控えた人が小千谷市で33.3%、川口町で13.8%にのぼりました。内閣府のガイドラインは、トイレを我慢したことも関連死(避難生活の負担などによる死亡)の一因としています。
他にも、トイレの数の不足、水の確保、排泄物の処理、といった課題があるといわれています。
- 水洗トイレ水で汚物を流す方式のトイレ。水道による給水と、下水道などで汚水を受け入れる排水の仕組みが前提となるため、断水や停電の影響を受けやすい。






