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「光子が生み出す磁束量子を直接観測し、光子数を識別する“新原理”を実証 大規模演算で正しい解を導く光量子コンピューター実現に向けた次世代の光子数識別器へ」
産業技術総合研究所量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センターの福田大治首席研究員、鶴田哲也主任研究員らの研究グループは、光子が生み出す磁束量子を直接観測し、光子の数を数えられる新しい原理を実証したと発表しました。
この分野では、光子を1つずつ数える検出器が熱の変化を待つ方式に頼っており、動作の速さに限界がありました。
研究グループは、光子が超伝導体に吸収されると超伝導位相の勾配が不安定になり、磁束量子の対が生まれることに着目しました。発生した磁束量子が超伝導体を横切ると位相スリップが起き、ジョセフソン効果による量子化電圧信号が現れます。この信号を読み取ることで、入射した光子の数を識別することに成功しました。本成果は2026年9月2日付で米国物理学会の学術誌『Physical Review Applied』に掲載され、Editor's Suggestionに選ばれています。
出典:科学技術振興機構(JST) 2026年9月3日 プレスリリース
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260903-2/index.html



