市場課題|小型デブリへの対処手段の不足

危険なデブリの大半は小型
衛星や国際宇宙ステーション(ISS)にとって危険な宇宙デブリのうち、約90%は1〜10cmの小型デブリだとされています。小型デブリは数が多く、1cm級の物体を地上から捉えるには、細かく見分ける性能(分解能)が必要です。見つけられないデブリは、衝突を避ける判断の材料にできません。
捕獲型は大きな物体が中心
デブリの除去では、ロボットアームなどで捕らえる方式が、大きな物体を対象に開発されています。ClearSpaceのように、ロボットアームで捕らえた物体を軌道から外す計画もあります。小型デブリは個数が多く、1つずつ捕らえる方法は手間の大きい対処です。
他にも、デブリの位置の把握、衝突回避の判断、軌道上の混雑、といった課題があるといわれています。
- 宇宙デブリ役目を終えた人工衛星やロケットの破片など、地球の周りの軌道に残る不要な人工物である。秒速数kmで周回するため、小さな破片でも衛星に衝突すれば損傷を与える。






